勉強はスポーツやゲームと同じ


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大学受験を題材にした漫画『ドラゴン桜』の中で、教師が基礎学力のない生徒二人に向けて「数学はある意味スポーツと同じだ!」「数学とは遊びでありゲームだ!」と言って、制限時間を設けてひたすら計算問題を繰り返させるシーンがあります。これは非常に重要なメッセージだと思います。

スポーツにしろゲームにしろ、上手な人は頭よりも体で覚えているものです。サッカーやバスケットボールのような動きの激しいスポーツでは、一々考えているヒマはありません。練習を通じて動きを体に覚えさせていなければ、試合で高度なプレーはできません。ゲームも同じことで、上手い人はたくさんやり込んだ結果「指先が勝手に動く」という感覚を持っているはずです。

数学(算数)も全く同じです。つまり、頭で考えなくても指先が勝手に動くようような状態になるまで練習を積まなければいけません。具体的には、計算問題や基本問題を徹底的に反復することです。

数学が苦手な子は、算数の頃からこうした反復を怠ってきた子が多いです。計算が遅かったり、考える必要のない所でムダに考えていたり、単純なミスを繰り返したり・・・。これらの原因は全て計算問題や基本問題の反復が足りていないことに尽きます。指先が勝手に動くような状態にまで至っていないのです。

数研出版が高校生向けに出版している『4STEP』という数学教材があります。これは上記のような反復練習に最適で、繰り返し取り組むことで基本計算や基本問題のパターンをマスターし、自分の物にすることができる素晴らしい教材です。応用問題が少ないので軽視する人がいますが、こうした基本教材をどれだけやり込めるかが、その後の伸びを間違いなく左右します。高校生なら問題を見た瞬間に解き方が浮かび、勝手に指が動いているレベルになるまでやり込むべきです。

そして、これは何も数学に限ったことではありません。英語でも単語や熟語、重要表現などは頭よりも体に覚えさせるものです。理科や社会でも、用語は一々考えなくても反射的に答えられるレベルまで定着させておく必要があります。まさに勉強はスポーツやゲームと同じなのです。英会話などもそうでしょう。

こうした基礎トレーニングは飽きやすい面も持っていますが、同時にとても重要です。スポーツにおける走り込みや素振りのようなものです。怠っていると、必ずどこかで大きな「壁」にぶつかることになります。

学校の授業でも塾の授業でも「分かった」で終わってしまってはいけません。多くの人が「分かった」で満足してしまいますが「分かった」というのはほんの入口のようなもので、ゴールではありません。解き方を覚えた上で「考えなくても解ける」という状態にまでなって初めてゴールです。

反復による定着を、みんなもっと意識すべきです。
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