受験倍率の考え方


e49dfe040ea30ac5f370abee16a723eb_s.jpg

受験生ならば誰でも志望校の受験倍率は気になると思います。

私がいる埼玉県の公立高校では受験倍率が2倍を超えることはほとんどありません。平均して1.3倍程度、高くても1.5倍から1.6倍といったところです。

話を聞いていると、多くの受験生は1.5倍という倍率を「高い」と感じるようです。出願先を変更した方が良いかと相談されるのもこの辺りの数字からです。

そんな時、私はハッキリ言います。

倍率1.5倍なんてビッグチャンスは人生の中でそうそうないぞ、と。

倍率1.5倍というのは、言い換えれば3人中2人が合格できる試験だということです。受験者に対して合格者の割合は約66%合格する人の方が不合格になる人より多い試験です。

漢検5級や英検4級の合格率が毎回約70%前後らしいですが、イメージ的には同じです。入試は何回も受験できるわけではありませんが、それでも試験の実態は同じです。

早い段階からコツコツ真面目に取り組んできた子はほぼ100%合格できるでしょうし、ボーダーラインギリギリの子でも、1カ月も必死で努力すれば合格ラインを楽に超えられるところまで到達できます。

つまり、明らかに無謀な挑戦でない限りはほとんど合格できる試験だということです。

こんなチャンスがその後の人生の中にどれだけあるでしょうか。

大学入試では、東大が平均して3倍程度。就職試験では、埼玉県の中学校の教員採用試験が大体5倍~9倍程度。ディズニーを運営する人気企業のオリエンタルランドの総合職採用試験が200倍~500倍、宇宙飛行士の募集試験が200倍~500倍、AKBのオーディションも300倍~1000倍だそうです。夢を叶えるのは大変なんです。

こう考えると、1.5倍なんて倍率は競争の内に入らないとさえ言えます。

宇宙飛行士の募集やアイドルオーディションならば、大勢の志望者の中で目立つために、あの手この手を駆使して自分の良さを猛烈アピールする必要があるでしょう。攻めて攻めて勝ち取らなければなりません。

しかし、高校入試ではその必要はありません。基本~標準レベルの問題の正答率を上げ、ケアレスミスをなくす。分からない所は飛ばす。面接では元気よく、聞かれたことに対してはっきりと答える。このように押さえるところをきっちり押さえるだけで良いのです。

恐れる必要は全くありません。

倍率1.5倍というのは、やるべきことを普通にやっていれば受かる試験です。
こんな大チャンスを目の前にして、逃げるという選択肢はないと私は思います。
スポンサードリンク
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/446589573

この記事へのトラックバック
スポンサードリンク

最近の記事