スタートで出遅れるとマラソンは勝てない


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年度替わりの時期になりました。
4月から小6は中1に、中3は高1になります。

しかし、多くの子供がこのスタート時期につまづいています。
つまづかないようにと思っても、環境の変化に適応できず、いつの間にか落ちこぼれていることもあります。

マラソンで序盤に先頭集団から脱落した人が優勝することがないように、勉強でも中1や高1でつまづいて脱落した人がその後にトップクラスに入ることはほぼありません。2年や3年になってから遅れを取り戻すのは想像以上に至難の業です。

仮にトップを狙うなら、序盤からトップを独走するくらいの心構えを持つ必要があります。周りのペースに合わせて安心してはいけないということです。

まず、入学までに中学・高校の内容を予習しておく。それだけで大分楽になります。少なくとも英語・数学だけでもやるべきです。

高校入学までに数学の高1の学習内容を全て予習したという猛者も過去にいましたが、彼は高校で校内順位1ケタを切ることは一度もなく、現役で慶応義塾大に進学しました。それほど自力のある生徒ではありませんでしたが、スタートダッシュがいかに大切かを示した好例だと思っています。

中学生も勝ちパターンは、なるべく英語と数学を先の先まで予習して貯金を作っておくことです。1学期分でもやっておくだけで大分有利になります。

しかし、多くの人は「中学校の内容は中学校に入ってから、高校の内容は高校に入ってからでいい」と思っています。また、塾にでも通わない限り一人では予習が不可能だという思い込みもあるようです。

子供が一人で学習を進められる易しめの教材はたくさん市販されていますし、今は動画で学習できるような教材もあります。子供だけでも十分に予習は可能です。

とにかく5月までに自分の勉強スタイルを固めることです。特に復習。分からない所をそのままにして先に進まない体制を作ることが大事です。

学校の授業と同時並行で進められる問題集(参考書ではなく)があると良いです。学校で配られるものもあるでしょうが、それとは別に問題集を買って色々な種類の問題に触れておくとより万全になります。

スタートが重要な理由は他にもあります。最初に上位の成績が取れると「これなら僕(私)、中学校(高校)の勉強そこそこ頑張れるかも!?」という大きな自信が得られます。逆にスタートでつまづくと「僕(私)、ダメかも」と感じて、勉強に苦手意識を持ってしまいます。

このメンタル面の違いも子供の学習に大きな影響を与えます。

マラソンでも序盤からトップ集団で走れれば気持ちも前向きになります。優勝や上位入賞の望みを胸に辛くても頑張れる気にもなれるでしょう。逆に出遅れれば気持ちばかりが焦ってペースも乱れます。先頭集団が見えている内はまだ良いですが、先頭集団が見えなくなる頃には「優勝どころか入賞も厳しいかも」と後ろ向きにもなるでしょう。スタートはそれだけ大切です。

マラソンと決定的に違うのは、勉強はヨーイドンの一斉スタートではない点です。入学前からスタートしていても良いのです。それで決定的に有利になるのだったら早めにスタートしない手はありません。

新しい学校、新しいクラスメイト、新しい部活などでワクワクして勉強は後回しになりがちですが、実は最初が3年間でかなり重要な時期だったりします。勉強をおろそかにしていると、最初のテストで酷い成績を取って大慌てすることになります。そのことに気付いている子や親はちゃんと前もって"仕込み"を入れています。

成績の差は、決して能力の差だけではないのです。
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